RCCMサポートに寄せられるご質問の中から特に数多いものをご紹介します。
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FEMAP
バージョン:2020.1
解析終了後に、解析結果op2ファイルのインポートではなく、解析結果op2ファイルのアタッチを自動的にさせるには?
初期設定を変更することで対応可能です。
- Femapを起動し、「ファイル」-「初期設定」を選択します。
- 表示された「初期設定」ウィンドウで、「解析結果」タブをクリックします。
- 左上の「ファイルオプション」にある「結果ファイルにアタッチ」にチェックします。
- 「OK」ボタンをクリックします。
- Femapを閉じます
上記設定を行った以降に起動させたFemapでは、解析終了後に、解析結果op2ファイルのインポートではなく、解析結果op2ファイルのアタッチが自動的に行われます。
この設定後、OP2ファイルをFemapに自動的に取り込ませたい場合は、事前に「結果ファイルにアタッチ」のチェックを外しておく必要があります。
要素を削除し、使用されていないプロパティなのに、削除できない場合の対応方法は?
「メッシュ」-「ジオメトリ」でメッシュを作成すると、ジオメトリに対して、メッシュ作成時に選択したプロパティに関連付けが行われます。
一方、Femapでは、何からの情報が使用されていると、エンティティ(プロパティなど)を削除できません。
もし明らかにプロパティが有限要素モデルで使用されていない状況の場合、下記操作で、ジオメトリに対する関連性を削除できます。
- 「メッシュ」-「メッシュコントロール」-「カーブへの特性値割当て」を選択します。
- ジオメトリとプロパティの関連性を削除するカーブを選択し、「エンティティ選択」ウィンドウの「OK」ボタンをクリックします。
- 表示された「カーブ メッシュ特性」ウィンドウの「プロパティ」で「なし」を選択します。
- 「OK」ボタンをクリックします。
- 「エンティティ選択」ウィンドウの「キャンセル」ボタンをクリックします。
- 「メッシュ」-「メッシュコントロール」-「サーフェスへの特性値割当て」を選択します。
- ジオメトリとプロパティの関連性を削除するサーフェスを選択し、「エンティティ選択」ウィンドウの「OK」ボタンをクリックします。
- 表示された「サーフェス メッシュ特性」ウィンドウの「割り当てた特性の削除」ボタンをクリックします。
- 「エンティティ選択」ウィンドウの「キャンセル」ボタンをクリックします。
- 「メッシュ」-「メッシュコントロール」-「ソリッドへの特性値割当て」を選択します。
- ジオメトリとプロパティの関連性を削除するソリッドを選択し、「エンティティ選択」ウィンドウの「OK」ボタンをクリックします。
- 表示されたウィンドウにおいて、「0..なし―無効」を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
- 「エンティティ選択」ウィンドウの「キャンセル」ボタンをクリックします。
バージョン:2020.1
Simcenter Nastranの積層シェル/積層ソリッドでは、材料軸を指定する必要がありますが、メッシュ作成後に、材料軸の向きを指定・修正する方法は?
積層シェル/積層ソリッドのメッシュ作成後、「修正」-「エレメントの更新」の機能を用いて、材料軸の向きを指定・修正する事が出来ます。材料軸の向きを指定する方向は、いくつかありますが、指定した座標軸を材料軸とする場合(選択した座標系のX軸を材料軸の基準軸とする場合)の手順は、以下の通りです。
- 「修正」-「エレメントの更新」-「材料方向」を選択します。
- 材料軸の指定あるいは修正を行う、積層シェル要素を選択し、「エンティティ選択」ウィンドウの「OK」ボタンをクリックします。
- 表示された「エレメント材料方向の指定」ウィンドウの「材料座標系」で、「座標系X軸」を選択します。そして、その右側で、材料軸となる座標系を選択します。
- 「OK」ボタンをクリックします。
- 「修正」-「エレメントの更新」-「ソリッドマテリアル座標系」を選択します。
- 材料軸の指定あるいは修正を行う、積層ソリッド要素を選択し、「エンティティ選択」ウィンドウの「OK」ボタンをクリックします。
- 表示された「ソリッドマテリアル座標系」ウィンドウにおいて、「マテリアル座標系」の「座標系」を選択します。そして、その右側で、材料軸となる座標系を選択します。
- 「OK」ボタンをクリックします。
「積層ソリッド」の「プロパティ定義」ウィンドウでも、材料軸となる座標系が指定できます。「プロパティ定義」ウィンドウでの「材料座標系」の「座標系」で、材料軸となる座標系が指定できます。
「修正」-「エレメントの更新」-「ソリッドマテリアル座標系」は、Simcenter Femap V2019.1で追加された機能です。「修正」-「エレメントの更新」-「ソリッドマテリアル座標系」で材料軸を指定された要素の情報は、MATCIDカードに出力されます。一方、Simcenter Femap V2019.1よりも前のバージョンでは、「修正」-「エレメントの更新」-「ソリッドマテリアル座標系」が使用できません。
バージョン:2020.1
積層シェル要素/積層ソリッド要素では材料軸を定義しますが、定義した後に材料軸を表示させる事ができますか?
標準設定では、材料軸が非表示になっていますが、材料軸が定義されている状態であれば、「ビューオプション」ウィンドウで、材料軸を表示させるように設定できます。
- 「ビュー」-「オプション」を選択します。
- 表示された「ビューオプション」ウィンドウの「カテゴリ」で「ラベル、エンティティ、カラー」を選択します。
- 同ウィンドウの「オプション」で「エレメント―材料方向」を選択します。
- 同ウィンドウの「材料方向の表示」にチェックします。
- 同ウィンドウの「OK」ボタンをクリックします。
- 「ビュー – シンプル」ツールバーの「表示スタイル」ボタン右側の▼マークをクリックし、メニュー一覧を表示させます。
- 表示させたメニューから、「ワイヤーフレーム」を選択します。
すると、要素重心点位置上に材料軸が表示されます。

モデルの移動・回転時に、非表示でも差支えのないエンティティ(例:ノード、エレメントのエッジ、シェーディングなど)のチェックを外すことで、スムーズに表示できるようになります。
- [ファイル]-[初期設定]のダイアログボックスを開きます。
- 『グラフィックス』タブの「ダイナミックローテイション時に表示するエンティティ」セクションで表示/非表示を調整します。
バージョン:2020.1
Simcenter Nastran/NX Nastranを用いて円筒形状構造の解析モデル(シェル要素、あるいはソリッド要素で解析モデルを構築)を解析した場合で、周方向の応力分布を表示させたい。
ポスト処理の座標変換機能で、周方向の応力をFemapに算定させ、コンタ表示させる必要があります。
Simcenter Nastran/NX Nastranのシェル要素では、要素座標系での応力が算定・出力されます。
よって、例えば、要素座標系のX軸の向きが周方向と一致している場合は、「Plate Top X Normal Stress」あるいは「Plate Bot X Normal Stress」をコンタ表示させれば、円筒座標系周方向の応力分布が表示させます。
しかし、要素座標系の向きが、円筒座標系の向きと異なる場合は、ポスト処理の座標変換機能で、周方向の応力をFemapに算定させ、コンタ表示させる必要があります。
一方、Simcenter Nastran/NX Nastranのソリッド要素では、標準設定で解析した場合、全体直交座標系の応力が算定されます。
よって、ポスト処理の座標変換機能で、周方向の応力をFemapに算定させ、コンタ表示させる必要があります。
ポスト処理の座標変換機能で、周方向の応力をFemapに算定させ、コンタ表示させる場合の手順は、以下の通りです。
- 「モデル」-「座標系」を選択します。
- 表示された「座標系の定義」ウィンドウの「タイプ」で、「円筒」を選択します。
- 同ウィンドウの「メソッド」で、座標軸の向きを指定します。例えば、X軸とZ軸の向きを指定するとし、「ZX軸」を選択します。
- 「OK」ボタンをクリックします。
- 表示された「座標定義」ウィンドウで、原点位置の座標値を入力し、「OK」ボタンをクリックします。
- 表示された「ベクトル定義」ウィンドウで、Z軸の向きをベクトル指定し、「OK」ボタンをクリックします。
- 表示された「ベクトル定義」ウィンドウで、x軸の向きをベクトル指定し、「OK」ボタンをクリックします。
- 「座標系の定義」ウィンドウの「キャンセル」ボタンをクリックします。
- 「ビュー」-「セレクト」を選択します。
- 表示された「ビューセレクト」ウィンドウにおいて、「コンタスタイル」で「コンタ」を選択し、「変形およびコンタデータ」ボタンをクリックします。
- 「ポスト処理データの選択」ウィンドウの「コンタ」で、「Plate Top X Normal Stress」あるいは「Plate Bot X Normal Stress」あるいは「Solid Y Normal Stress」を選択します。
- 同ウィンドウの「コンタ」右側にある「座標変換」ボタンをクリックします。
- 「コンタ座標変換」ウィンドウにおいて、
- シェル要素の応力を座標変換する場合は、
「シェル要素出力」の「座標系へ」を選択し、上記(1)~(8)で設定した円筒座標系を選択します。
そして、その下部にある選択項目で「T」を選択します。 - ソリッド要素の応力を座標変換する場合は、「ソリッド要素出力」の「座標系へ」を選択し、上記(1)~(8)で設定した円筒座標系を選択します。
- シェル要素の応力を座標変換する場合は、
- 「コンタ座標変換」ウィンドウの「OK」ボタンをクリックします。
- 「ポスト処理データの選択」ウィンドウの「OK」ボタンをクリックします。
- 「ビューセレクト」ウィンドウの「OK」ボタンをクリックします。
バージョン:2020.1
Simcenter Nastran/NX Nastranで解析する場合において、Femapの標準設定では、全体座標系に基づく拘束条件が定義できますが、ユーザーが指定した座標系に基づく拘束条件を定義するときにはどうすればいいですか?
Simcenter Nastran/NX Nastranでは、
ユーザーが指定した座標系に基づく拘束条件を定義するには、拘束条件の定義の他に、[節点の出力座標系」を「全体直交座標系」から「ユーザーが指定した座標系」に変更する必要があります。
ノードに対して、ユーザーが指定した座標系に基づく拘束条件を定義する場合の手順は、以下の通りです。
- 「モデル」-「座標系」を選択します。
- 表示された「座標系の定義」ウィンドウの「タイプ」で、座標系の種類(直交、円筒、球)を選択します。
- 同ウィンドウの「メソッド」で、座標軸の向きを指定します。例えば、X軸とZ軸の向きを指定するとし、「ZX軸」を選択します。
- 「OK」ボタンをクリックします。
- 表示された「座標定義」ウィンドウで、原点位置の座標値を入力し、「OK」ボタンをクリックします。
- 表示された「ベクトル定義」ウィンドウで、Z軸の向きをベクトル指定し、「OK」ボタンをクリックします。
- 表示された「ベクトル定義」ウィンドウで、x軸の向きをベクトル指定し、「OK」ボタンをクリックします。
- 「座標系の定義」ウィンドウの「キャンセル」ボタンをクリックします。
- 「修正」-「その他の更新」-「出力座標系」を選択します。
- 拘束条件を定義する節点を選択し、「エンティティ選択」ウィンドウの「OK」ボタンをクリックします。
- 「更新後の座標系の選択」ウィンドウにおいて、上記(1)~(8)で定義した「座標系」を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
- 「モデル」-「拘束」-「ノード」を選択します。
- 拘束条件を定義する節点を選択し、「エンティティ選択」ウィンドウの「OK」ボタンをクリックします。
- 表示された「ノード拘束/自由度の設定」ウインドウでは、「座標系」で上記(1)~で定義した「座標系」を選択し、「自由度」で拘束する自由度にチェックします。そして、「OK」ボタンをクリックします。
- 拘束条件の設定が完了したら、「エンティティ選択」ウィンドウの「キャンセル」ボタンをクリックします。
[節点の出力座標系」を「全体直交座標系」から「ユーザーが指定した座標系」に変更しないと、拘束条件を定義する際に、「ユーザーが指定した座標系」を選択したとしても、それが解析で反映されません。
リモートデスクトップ接続で、Simcenter Femapがインストールされているパソコンにログインした場合、Simcenter Femapを使用できますか?
ネットワークライセンスをご使用の場合、リモートデスクトップ接続で、Simcenter Femapが稼働するパソコンにログインすれば、Simcenter Femapを使用する事ができます。
ノードロックライセンス(=USBライセンスキーでライセンスを管理)は、リモートデスクトップ接続には対応しておりません。
リモートデスクトップ接続で、Simcenter Femapがインストールされ、且つ、USBライセンスキーが装着されているパソコンに接続しても、Simcenter Femapは起動できません。
バージョン:2020.1
最新のライセンスファイルを稼働しているにも関わらず、旧バージョンのFemapは起動できるが、最新バージョンのFemapが起動できません。
FLEXlm License Managerバージョンの不整合があるとこのような現象の発生することがあります。
Simcenter Femapネットワーク版のバージョンアップに伴い、
ライセンス管理ツール「FLEXlm License Manager」もバージョンアップされることがあります。
この場合、最新のライセンスファイルを利用しても「FLEXlm License Manager」とのバージョン不整合が起こり、旧バージョンのFemapが起動するのです。
Femapバージョンアップの際には「FLEXlm License Manager」もバージョンアップする
- 「FLEXlm License Manager」を起動し、「Start/Stop/Reread」タブをクリックします。
- 「Stop Server」ボタンをクリックします。
- 「FLEXlm License Server」を閉じます。
- 「コントロールパネル」を起動します。
- 「プログラムのアンインストール」を選択します。
- プログラム一覧から「稼働させていたFLEXlm License Server」と一緒に
インストールされているFemapを選択し、アンインストールします。
例えば…
稼働させていた「FLEXlm License Server」と一緒にインストールしたのが「Femap V11.4.2」の場合、プログラム一覧から「Femap V11.4.2」を選択し、アンインストールします。 - 最新バージョンのインストールDVD(あるいは、ダウンロードしたインストールモジュール」を用いて、最新バージョンのFemapとそれに対応した「FLEXlm License Manager」をインストールします。
- 「FLEXlm License Manager」を起動し、再度、ライセンスファイルの指定などの設定を行います。
コンタ表示/クライテリア表示した場合、解析モデルの一部で解析結果が表示されない場合があります。その場合の対応方法は?
Simcenter Femapでは、OpenGLを用いて描画処理を行っており、また、標準設定では、グラフィックボードによる描画処理を行います。
その為、対応方法として、以下の方法があります。
- OpenGL対応グラフィックボード(Nvidea Quadroシリーズ/ATI FireProシリーズなど)が搭載されているパソコンを使用している場合は、ドライバを最新のものにアップグレードする。
- Intel HD Graphicsが搭載されているパソコンでは、ソフトウェアによる描画処理に切り替える。
- Femapを起動します。
- 「ファイル」-「初期設定」を選択します。
- 表示された「初期設定」ウィンドウにおいて、「グラフィックス」タブをクリックします。
- 「グラフィックスオプション」の「ハードウェアアクセラレーション」のチェックを外します。
- 表示されたメッセージウィンドウの「OK]ボタンをクリックします。
- 「初期設定」ウィンドウの「OK」ボタンをクリックします。7) Femapを一度終了し、Femapを再起動します。
Femapでは、複数のサーフェス/複数のソリッド、解析対応構造物を作成した場合、サーフェス/ソリッドの接合ライン/接合面上では、同一位置に複数のカーブが存在します。そして、[メッシュ」-「メッシュコントロール」-「カーブ上のサイズ」でカーブ分割を指定する場合、同一位置にある全カーブに対して、同一の分割条件を指定する必要があります。一方、円形/円弧形状のカーブに対して分割条件を指定する場合、「ライン長さ」に対して、分割条件を指定する必要があります。
- メッシュ」-「メッシュコントロール」-「カーブ上のサイズ」を選択します。
- サーフェス/ソリッドの接合ライン/接合面上にあるカーブに、マウスのポンタを合わせ、クリックします。ただし、同一位置上に、マウスが配置できなくなるまで、マウスのポンタを合わせ、クリックする必要があります。
- 一方、円形/円弧形状のカーブに対して分割条件を指定する場合、表示された「カーブ上のメッシュサイズ」ウィンドウにおいて、「ノード間隔」で「長さ」を選択します。
- 同ウィンドウの「メッシュサイズ」で「エレメント数」を選択し、その右側の入力項に、分割数を入力します。
- 「OK」ボタンをクリックします。
FEMAPは、モデルファイル内のデータを削除しても、そのデータが使用していたデータベース領域はそのまま保持し続け、次にデータが追加された時、その領域から使用します。このため、大規模にデータ削除した場合などに、必要以上に大きなファイルサイズになっていることがあります。
[リビルド]コマンドは、ファイル内の未使用領域の除去とモデルの健全性を確認する機能を持ちます。
- モデルファイルを開きます。
- [ファイル]-[リビルド]コマンドを選択します。
- 『データベースの完全なリビルドと圧縮を行いますか?』に、【はい】を選択します。
FEMAP V11.0で、ファイルの保存時に、都度、ファイル内の未使用領域を除去する機能が追加されました。
これは、ファイルの保存と同時に[リビルド]コマンドを実行することに相当します。
設定方法
- [ファイル]-[初期設定]コマンドを選択します。
- 『データベース』タブを選択します。
- 「データベース オプション」セクションの【保存時のクリーンアップ(即時有効)】にチェックを入れます。
- 【OK】ボタンを押します。
コマンド実行前までのUndo操作はできなくなりますので、ご注意ください
バージョン:2020.1
Femapネットワーク版起動時に、FlexNet Licening error:-15,570が表示され、Femapが使用できない場合の対応法方法は?
- ライセンスファイルで指定されいるサーバー名が間違っており、ライセンスエラーが発生している
- ファイヤーウォールで、ライセンス管理ツール「FLEXlm License Server」とクライアント計算機(=Femapを使用する計算機)間での通信が制限されている
これらが原因の場合、以下の設定を行えば問題が解消される場合があります。
ログファイルを確認
- スタート->Femap V2020.1->FLEXlm License Managerを選択します
- 表示されたLMTOOLS(=FLEXlm License Manager)において、「Config Server」タブをクリックします。
- Service Nameで、Femapのライセンスを稼働させているサービスを選択します。
- ログファイルを表示させる為、「View Log」ボタンをクリックします。
- 表示されたログファイルで、下記のようなメッセージが出力されていないかを確認します。
[表示例:ライセンスサーバー名がnserverなのに、nserver22と指定してしまった場合]
対処方法
- FLEXlm License Server(=LMTOOLS)において、「Close Log」ボタンをクリックします。
- 「Start/Stop/Reread」タブをクリックし、「Stop Server」ボタンをクリックします。
- ライセンスファイルを、メモ帳などのエディタで読み込み、サーバー名の間違いを修正します。
- 上書き保存し、メモ帳などのエディタを閉じます。
- FLEXlm License Manager(=LMTOOLS)において、再度、「Strat/Stop/Reread」タブをクリックし、「Start Server」ボタンをクリックします。
- FLEXlm License Manager(=LMTOOLS)を終了させます。
- Femapでは、通信で、二つのポートが使用されます。表示されたログファイルで使用しているポート番号が2か所記載されている為、「 Listening port: 」をキーワードに探します。
14:47:39 (lmgrd) (@lmgrd-SLOG@) === Network Info ===
14:47:39 (lmgrd) (@lmgrd-SLOG@) Listening port: 27000
….
14:47:39 (esplmd) (@esplmd-SLOG@) === Network Info ===
14:47:39 (esplmd) (@esplmd-SLOG@) Listening port: 45000 - 使用されている二つのポートをメモします。
- 「Close Log」ボタンをクリックします。
- FLEXlm License Manager(=LMTOOLS)を終了させます。
- [コントロールパネル]を起動します。
- [コントロールパネル]において、[システムとセキュリティ]ー[Windowsファイヤーウォール」を選択します。
- 「詳細設定」をクリックします。
- 表示された「Windowsファイヤーウォール」において、「受信の規則」と「送信の規則」で、使用されているポートの通信を許可します。
新しいバージョンがリリースされ、ライセンスファイル(アクセスコード)が送付されました。更新方法を教えてください。
新しいバージョンがリリースされた場合、FemapのUSBライセンスキーに、新しいバージョンを使用する為の情報を追加する必要があります。この処理が、アクセスコードの更新となります。
- パソコンにUSBライセンスキーを装着し、Femapを起動します。なお、アクセスコードの更新方法は、新しいバージョンでなくても、行う事が出来ます。
- 「ヘルプ」-「バージョン情報」を選択します。すると、「バージョン情報」ウィンドウが表示されます。
- RCCMから送付された「ライセンスファイル」をメモ帳などで開きます。
- ライセンスファイルにはコードが2行で記載されている箇所を探します。
- ドングル番号が記載されている箇所
Dongle: 4H-NT-XXXX( 例:4H-NT-6720 ) - 数字と半角英数字で構成される2行のコード
Access Code 1 and 2 respectively
- ドングル番号が記載されている箇所
(架空のアクセスコードです。実際のアクセスコードは多数の英数字で構成されています。)
- ライセンスファイルに記載されているドングル番号をメモします。
- 「バージョン情報」ウィンドウの「シリアルナンバー」には、ドングル番号が表示されます(例:1130-4H-NT-6720-804Fで、4H-NT-6720がドングル番号となります)。
そのドングル番号と上記(5)でメモしたドングル番号と一致するかを確認します。
もし異なる場合は、- 「バージョン情報」ウィンドウの「OK」ボタンをクリックし、ウィンドウを閉じます。
- Femapを一度終了させ、USBライセンスキーをパソコンから取り外します。
- 上記(5)でメモしたドングル番号が記載されているUSBライセンスキーを、パソコンに装着します。
- 上記(2)~(6)の設定を再度行います。
- 表示された「バージョン情報」ウィンドウの「セキュリティ」ボタンをクリックします。すると、「セキュリティアクセス」ウィンドウが表示されます。
- ライセンスファイルにおいて、「Access Code 1 and 2 respectively: 」下部にあるアクセスコードのうち、上側にあるコードをコピーします。ただし、空白までコピーしないように注意する必要があります。
- 「セキュリティアクセス」ウィンドウの「アクセスコード1(1)」に、コピーしたコードを貼り付けます。
- ライセンスファイルにおいて、「Access Code 1 and 2 respectively: 」下部にあるアクセスコードのうち、下側にあるコードをコピーします。ただし、空白までコピーしないように注意する必要があります。
- 「セキュリティアクセス」ウィンドウの「アクセスコード2(2)」に、コピーしたコードを貼り付けます。
- 「セキュリティアクセス」ウィンドウの「OK」ボタンをクリックします。更新が問題なくできたら「セキュリティデバイスは更新されました。更新後は再びアップデートコードを入力する必要はありません。このデバイスは他のコンピュータ上でもこのまま使用できます。」というメッセージが表示されます。
- メッセージウィンドウの「OK」をクリックします。
- 「セキュリティアクセス」ウィンドウの「OK」をクリックします。
Femap with Nastran
Femap with Nastranを使用していて、
他プリポストで作成したNastran解析モデルデータ
(*.dat,*.blk,*.bdfなど)を用いて解析が可能ですか?
Femap with NastranにバンドルされているSimcenter Nastranソルバーは、
プリポストとソルバーが一体になっている製品構成です。
そのため、解析を実行する時にはFemapを介する必要があります。
Nastran解析モデルデータをFemapにインポートし、その後、解析を実行させる必要があります。
Simcenter Nastranエンタープライズ版をご使用の場合には、
Nastran解析モデルデータをFemapにインポートしなくても解析を実行できます。
また、Simcenter Femapに「Desktop extension」オプションを追加することでNastran解析モデルデータをFemapにインポートしないで解析実行が可能になります。
- Simcenter Femapにインポートできないバルクデータなどがあります。
その際は、Femapで再設定を行ってください。 - Nastranには、MSC Nastran、Autodesk Nastran、Simcenter Nastran(=NX Nastran)など複数あり、各社で独自機能を追加するなどの開発を行っているため、Nastranデータの中には、Simcenter Nastran(=NX Nastran)には対応していないものもあります。
この場合、エンタープライズ版/Desktop extensionを用いたとしても、解析を実行できません。
「モデル情報」ドッキングウィンドウで、
定義したマテリアルやプロパティなどのエンティティ一覧が最大20個までしか表示されないため、「次へ」あるいは「前へ」ボタンをクリックしないと、編集/確認したいエンティティが表示されません。
「モデル情報」ドッキングウィンドウで表示される「エンティティ」の上限値を変更する方法は?
「初期設定」で、「モデル情報」ドッキングウィンドウで表示されるエンティティ一覧の条件を変更する事ができます。
- Femapを起動し、「ファイル」-「初期設定」を選択します。
- 表示された「初期設定」ウィンドウにおいて、「ユーザインターフェイス」タブをクリックします。
- 「モデル情報」の「最大エンティティ表示数」に、表示させたいエンティティの上限数を入力します。
- 「OK」ボタンをクリックします。
- Femapを終了します。
上記設定を行った後に起動したFemapでは、「最大エンティティ表示数」で指定した上限数に基づき、エンティティ一覧が表示されます。
この設定を行った以降に起動したFemapでは、「最大エンティティ表示数」で指定した上限数に基づき、エンティティ一覧が表示されます。
よって、「最大エンティティ表示数」を選択したい場合は、その都度、上記設定を行う必要があります。
バージョン:2020.1
使用するパソコンにUSBライセンスキーを装着しているにも関わず、Femapを起動した時に「セキュリティデバイスが見つからない」と表示され、Femapが正常に使用できません。

Femapを起動した時に「セキュリティデバイスが見つからない」と表示される場合、USBライセンスキーを認識させる為のドライバがインストールされていない/稼働していない可能性があります。
このような場合、HASPドライバをインストールする事で、USBライセンスキーを認識できるようになる場合があります。
- パソコンからFEMAPのUSBライセンスキーを外します。
- エクスプローラーを起動し、インストールDVD、
あるいは「ダウンロードしたFemapインストールモジュールをデータ解凍すると作成されるフォルダ」内にアクセスします。 - 手順2のフォルダに「SentinelDriver」というフォルダがあるのでそのフォルダにアクセスします。
- 「SentinelDriver」内にある「SSD769.exe」をダブルクリックします。
※このSSD769.exeがHASPドライバのインストールモジュールとなります。 - HASPドライバインストールウィザードが起動されますので、インストールウィザードに基づき、ドライバをインストールします。
- 手順1で外したFEMAPのUSBライセンスキーを再度パソコンに装着し、FEMAPを起動します。

HASPドライバをインストールした後、
USBライセンスキーをパソコンに装着しても、
USBライセンスキーが認識されるまで、
数分(2~5分程度)かかる場合があります。
Nastranライセンス形態:EnterPrise版 / バージョン:2020.1
ハードディスクの空き容量が十分にあるのに解析を実行すると、 以下のようなエラーが発生して解析が止まってしまうのですが、対応方法は?
USER INFORMATION MESSAGE 1221 THE PARTITION OF THE SCRATCH DBSET USED FOR DMAP-SCRATCH DATABLOCKS IS FULL.
NX Nastran/Simcenter Nastranでは、スクラッチファイルにおいて、I/O時の総データ容量の上限を80GByteとしています。その上限に到達すると、解析が止まる仕様となっています。
以下の設定を行う事で、上限値を変更する事が出来ます。
- 入力ファイル(.dat、.blk、*bdf)をメモ帳などのエディタで読み込みます。
- ファイル管理文の指定箇所で以下を追加します
INIT SCRATCH LOGICAL=(SCRATCH(スクラッチファイルの上限サイズ))
例えば、スクラッチファイルの上限を100GByte(=100000MByte)に変更する場合
[指定前]
INIT MASTER(S)
[指定後]
INIT MASTER(S)
INIT SCRATCH LOGICAL=(SCRATCH(100000MB)) - 上書き保存し、メモ帳などエディタを終了します。
- 解析を実行します。
1回のI/O時のバッファーサイズを大きくする事で、I/Oの回数が少なくなり、スクラッチファイルの総容量が小さくなる場合もあります。
スクラッチファイルの容量を100GByte(=100000MByte)に変更すると共にバッファーサイズを32769に変更する場合は、以下のように設定します。
INIT MASTER(S)
[指定後]
INIT MASTER(S)
INIT SCRATCH LOGICAL=(SCRATCH(100000MB))
NASTRAN BUFFSIZE=32769
Nastran
Femap with Nastran
静的弾性解析を実行すると以下のようなエラーが発生してしまいます。対応方法は?
PIVOT エラーが発生する場合の原因として、以下の状況が考えられます。
- 節点共有が実施されておらず、解析モデルに切れ目があり、構造不安定になっている。
- 解析セットの境界条件で、設定した支持条件が選択・反映されておらず、支持条件無しで解析が実行されている。
節点共有が実施されていない場合は、節点マージ処理を行い、切れ目が無い状態にする必要があります。
一方、支持条件無しで解析が実行されている場合、解析セットの境界条件で、解析で考慮する拘束セットを選択する必要があります。
- [ツール」-「チェック」-「重複ノード」を選択します。
- 表示された「エンティティ選択」ウィンドウの「全選択」ボタンをクリックし、「OK」ボタンをクリックします。
- 「重複のチェック/マージ」ウィンドウの「OK」ボタンをクリックします。
- 「モデル」-「解析」を選択します。
- 表示された「解析セットマネージャ」ウィンドウの「編集」ボタンをクリックします。
- 「境界条件」ウィンドウが表示されるまで、「次へ」ボタンをクリックします。
- 「境界条件」ウィンドウの「拘束」で、解析で考慮する拘束条件が設定されている拘束セットを選択します。
- 「境界条件」ウィンドウの「OK」ボタンをクリックします。
節点間の距離が「重複のチェック/マージ」ウィンドウの「マージ距離」での入力値以下であれば、複数の節点を1つの節点の集約するマージ処理が実行されます。
しかし、分割条件が異なっている場合、節点間の距離が「マージ距離」での入力値よりも大きくなっています。
その場合、節点マージ処理を行っても、切れ目が解消できません。そのため、「マージ距離」での入力値を大きくするか、一度要素を削除した後、同一分割条件になるようにメッシュ分割条件を再定義しなおし、メッシュを再作成する必要があります。
Nastranライセンス形態: Enterprise版 バージョン:V2020.1
DMAPで並列計算を行う際、
計算機で使用するCPU/コア数の数も指定したい時の解析実行方法は?
複数の計算機で並列計算を行う場合で、コア数まで指定する場合には、「DMP(=dmparallel)」と「SMP(=parallel)」の併用で、
解析を実行させる必要があります。
例えば
nastranと入力すれば、解析が実行できる環境において、
計算機comp1(ホスト名がcomp1)、
計算機comp2(ホスト名がcomp2)の2台で、
且つ、1台の計算機当たり、4コア使用して解析を行う場合、
(ただし、入力データは、example.dat)
nastran example.dat dmp=2 parallel=4 hosts=comp1:comp2と入力し、
解析を実行します。
Femap with Nastran
線形弾性解析(SL101)で大規模モデルを解析した場合に、メモリ不足に関するエラーが発生しました。この場合の対応方法は?
要素反復法で解析を行えば、メモリ不足が発生する事なく、解析が実行できる可能性があります。
Simcenter Nastran/NX Nastranの標準設定では、スパース法により支配方程式Ku=fが解かれます。このスパース法は、解を高速で、且つ安定的に算定できる利点がありますが、大規模モデルでは使用する物理メモリ量が増大してしまう問題があります。
一方、Simcenter Nastran/NX Nastranでは、要素反復法により、支配方程式Ku=fを解くことができ、また、大規模モデルにおいては要素反復法の方がスパース法によりも使用する物理メモリ量が小さくなります。
よって、要素反復法で解析を行えば、メモリ不足が発生する事なく、解析が実行できる可能性があります。
要素反復法で解析を実行する場合の手順は、以下の通りです。ただし、以下の手順では、既に解析セットが設定されている事を前提にしています。
- 「モデル」-「解析」を選択します。
- 表示された「解析セットマネージャ」ウィンドウの「編集」ボタンをクリックします。
- 表示された「解析セット」ウィンドウの「次へ」ボタンをクリックします。
- 「NASTRAN実行およびソリューションオプション」ウィンドウにおいて、「ソリューションオプション」の「反復ソルバ」で、「2..要素反復」を選択します。
- 「OK」ボタンをクリックします。
- 「解析セットマネージャ」ウィンドウの「解析実行」ボタンをクリックし、解析を実行します。
要素反復法を用いたとしても、節点数が相当多い場合、メモリ不足が発生してしまいます。また、要素反復法を用いたとしても、解析できる節点数は、解析で使用するパソコンに搭載する物理メモリ量に依存します。
Femap with Nastran / バージョン:2020.1
Simcenter Femapの標準設定では、1つの座屈荷重係数/座屈モードしか算定されません。しかし、複数の座屈荷重係数/座屈モードを算定させたいので、その場合の設定方法を知りたいのですが。
Simcenter Femapでは、解析セットで、算定させる「座屈荷重係数/座屈モード」の数を指定できます。その手順は、以下の通りです。
なお、以下の手順では、「解析セット」を設定すれば、解析が実行できる事を前提にしています。
- 「モデル」-「解析」を選択します。
- 表示された「解析セットマネージャ」ウィンドウの「新規」ボタンをクリックします。
- 表示された「解析セット」ウィンドウにおいて、
「解析プログラム」⇒「36..Simcenter Nastran」を選択します。
「解析タイプ」⇒「7..座屈解析」を選択します。 - 「次へ」ボタンを5回クリックし、「NASTRANモード解析」ウィンドウを表示させます。
- 「NASTRANモード解析」ウィンドウの「所要数」に、算定させる「座屈荷重係数/座屈モード」の数を入力します。
- 「OK」ボタンをクリックします。
- 「解析セットマネージャ」ウィンドウの「解析実行」ボタンをクリックし、解析を実行させます。
負値の「座屈荷重係数」が算定される場合もあります(設定した荷重条件と逆方向に力が作用した時の座屈モードが算定)。正値の「座屈荷重係数」のみを算定させたい場合、「NASTRANモード解析」ウィンドウの「元」に0.01など、「零値よりも少しだけ大きい値」を入力します。
Nastranライセンス:Enterprise版
座屈解析には2つの手法があります。
- 線形座屈解析を行う場合は、SOL105を指定
- 非線形静的解析を用いた、非線形座屈解析を行う場合は、SOL106、SOL401、SOL402のいずれかを指定
※なお、SOL401、SOL402で解析を実行するには、オプションのマルチステップ非線形のライセンスが必要
線形座屈解析では、固有値解析手法により、座屈荷重係数/座屈モードを算定します。この解析では、理想化された弾性構造物の理論座屈荷重を算定します。また、計算時間が短い利点がありますが、実際の座屈荷重よりも過大な荷重値が算定されてします。一方、非線形座屈解析では、実際の座屈荷重に近い結果を得る事が出来ますが、計算時間が長く、収束解を得るのが難しい場合があります。
SOL106では、線形座屈解析と同じく、固有値解析手法により座屈荷重係数/座屈モードを算定できます。
この計算では、微分剛性を考慮できますが、「非線形静的解析を用いた、非線形座屈解析」と異なり、幾何非線形の効果を反映した結果が算定できません。
よって、座屈発生時荷重を評価するのであれば、「非線形静的解析を用いた、非線形座屈解析」を行う事をお勧めします。
Nastranライセンス形態:EnterPrise版 / バージョン:2020.1
NX Nastran/Simcenter Nastranソルバーの標準設定で、使用できるメモリの上限値を知りたい場合はどうすればいいですか?
NX Nastran/Simcenter Nastranソルバーの標準設定では、解析を実行する計算機(=Windows環境/Linx環境)の搭載メモリの0.8倍(=80%)までを使用できるように設定されています。
この上限値を変更したい場合、下記のように設定する必要があります。
- エクスプローラ、あるいはターミナルを起動し、NX Nastran/Simcenter Nastranソルバーのインストールフォルダ(インストールディレクトリ)にアクセスします。
- インストールフォルダ内にある「confフォルダ’(あるいはconfディレクトリ)」にアクセスします。
- フォルダ内にある.rcfファイル(あるいはrcファイル)を、メモ帳/Viエディタなどのエディタで読み込みます。
- rcfファイルに下記1文を追加します。
memorymaximum=0.9*physical
(搭載メモリの0.9倍を上限値とする場合) - rcfファイルを上書き保存し、終了します。
memorymaximum=1.0*physicalを指定すると、
OS(=MS-Window、あるいはLinux)が使用できるメモリが確保できません。
搭載メモリとOSが使用するメモリの比率を確認した上で、memorymaximumの指定を変更する事を強く推奨します。
Nastranライセンス形態:EnterPrise版
Linux環境で、NX Nastran/Simcenter Nastranエンタープライズ版をインストールするために必要なシェルなどは何がありますか?
Linux環境において、NX Nastran/Simcenter Nastranをインストールするためには、下記シェルなどがインストールされている事が必須となります。
- ライセンス管理ルールFlexlmをインストールするには、64ビット版Javaが必要
- NX Nastran/Simcenter Nastranソルバーをインスト―ルする為には、kシェル、rshのインストールが必要
なお、Red hat enterprise Linux環境では、kシェル、rshは既にインストールされている場合が多いのですが、CentOSなど、Red hat enterprise Linuxと互換性があるフリーのLinuxディストリビューションでは、kシェル、rshがインストールされていない場合があります。その場合、kシェル、rshをインストールする必要があります
Solid Edge
Solid Edgeライセンス形態:Subscription / バージョン:2020
SolidEdge Subscriptionもクラウドライセンスへの移行は可能です。
既にWebkeyをお持ちと思いますので、Solid EdgeライセンスユーティリティーよりSiemensのライセンス管理ページからお手続きしていただくことになります。
- クラウドライセンスに切り替える作業はユーザー様にご操作いただく必要があります
- クラウドライセンスから元のサブスクリプションライセンスへ戻すことはできません。
- 複数名の方が同時に起動することはできませんが、交代でSolid Edgeを使用するなど、フレキシブルな運用が可能になります。
Solid EdgeのメンテナンスパックをダウンロードするためにSiemens社のサイトにアクセスしましたが、”Webkey”を入力するように要求されました。
Webkeyはどうやって取得するのですか?
製品プログラムのダウンロード、プログラムのメンテナンスパックのダウンロード、ライセンスファイルの取得、お持ちの製品情報の確認等、様々な情報を入手することができるSiemens社Webサイトへのアクセスに必要なWebkeyですが、アカウントの作成に少々コツがあります。このコンテンツではWebkeyの取得方法についてご説明します。
現在使用中のライセンスファイルをNotePad等のテキストエディタでオープンし、
ヘッダー部分に記載されている以下の2点をご確認ください。
- インストレーション番号(Sold to ID)
- Webkeyアクセスコード
- Siemens社サイトにアクセスし、[Webkeyアカウント管理]をクリックします
- 「Create Account」をクリックします
- すべての欄に必要事項を入力し、アカウントを作成しましょう
- Sold To(インストレーション番号)とWebKeyアクセスコードの入力ですが、 準備の時に確認したライセンスファイルに記載がありますので間違えないようにお気を付けください
- パスワードの入力では以下の条件に気を付けて設定しましょう。
- 大文字
- 小文字
- 数字
- 特殊記号
- 8文字以上
Solid Edgeをお使いの方はWindowsスタートボタンから[Solid Edge ライセンスユーティリティー]を起動し、ライセンスのオプションを[SiemensライセンスWebサイトにアクセスする必要がある]ラジオボタン[OK]を選択するとSiemens社サポートサイトへアクセスできます。

Siemens社サポートサイトは日本語に対応しています。右上に表示されている[Global|English]をクリックして[日本語]を選択すると日本語で表示されますので、お試しください。
