NEWS(お知らせ)
2026.02.27
Actran 2025.2 リリース
Release Highlights !
大規模空間解析(Radiosity Solver)
Radiosity法は、ビューファクターによるエネルギー伝搬を用いた解析手法です。FEMによる音響解析では、大空間・高周波数の評価に多大な計算負荷がかかりますが、 Radiosity法は音響空間のメッシングが不要で、高周波数領域における音波を光線のように扱うことでこの問題を近似的に解決します。

機能強化
Acoustic Indicator
垂直入射に加え、斜入射・拡散音場効果が考慮できるようになりました。
モデル全体に対して解析を実行する前に、複合トリムの組み合わせによる遮音効果をより簡便に評価できます。
- 音響トリムの周波数特性の評価
- 異素材トリム層の組合せ効果の比較

ePowertrain Noise(ワークフロー機能)
エンクロージャーモデルをより簡単に!
エンジンカバーとエンジン間の音響空間をメッシングすることなく遮音性能を評価できるようになりました。音響カバー処理(エンカプセル化とも呼ばれます)の遮音効果を迅速に計算できます。

等価音源の同定
モノポールのセットの合成放射が実際の ePowertrain 放射に可能な限り近くなるよう算定できる機能が追加されました。
音源を同定することでケースバイケースの解析で活用することができます。

SEA Manager(ワークフロー機能)
音響トリム層の効果を容易に取り込むことができるようになりました。
個々のトリム特性を個別に計算し適用することで、様々な組み合わせを迅速に評価できます。
このプロセスによって、トリム構成の設計にかかる時間が大幅に短縮されます。

Many more new features
- メッシュエディターフレームワーク
メッシュ作成がよりユーザーフレンドリーに。新しいフレームワークでは、元に戻す/やり直し操作をサポートしています。 - 分布質量・剛性をモデル化するコンポーネント(SEPTUM)
構造表面における分布質量・剛性をモデル化します。MSC Nastran解析結果をActranにインポートすると、Nastran NSMカードは自動的に同等のSEPTUMコンポーネントに変換されます。 - ICFDのリメッシュ機能(FLOW_REMESHING)
不均質流れに対応したメッシュを自動で作成します。 - 局所減衰のサポート/宇宙ワークフロー(WM_SPACE)
振動音響連成シミュレーションにおいて、異なるPIDの局所減衰係数をサポートします。 - 音響拡散率の評価/Sincインジケーター関数出力(SIF)
0~1の値で音場の音響拡散率の品質を評価します。この出力は、この音場の空間的相互相関を完全な拡散音場と比較します。特に、直接音場音響試験(DFAT)シミュレーションに役立ちます。
