PRODUCT(製品紹介)
Actran ダクト騒音
モード分解による評価
ダクト内における音波挙動は対流項を伴う波動方程式を使って表すことができます。これをダクトモード波の重ね合わせとして扱うことで、より簡便に音響励振を評価します。
Actranでは、離散 FE/IE モデルを使って モード振幅・インテンシティを求めます。
ダクトモード表現に適している流体音は、以下のような特徴を持った 航空機エンジンのようなシステムです。
- ダクトの軸に沿った不均一平衡流れ
- ダクトはまっすぐで硬い壁を持っている

振幅の算定 (モードマッチング)
ダクトモードの振幅算定には非定常圧縮性のCFD結果が必要です。Actranでは、任意のダクト断面でサンプリングしたCFD結果からモード振幅を算定します(TPP法もしくはSPPV法)。TPP法は、3つの任意断面上の圧力変動に基づいた方法で、SPPV法は単一平面内の圧力と速度を用いてモード振幅を算定します。