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Simcenter Nastranを基本ソルバとした線形静的解析・非線形解析・動的解析を提供します。
有限要素法による応力解析で、コンピュータ上に、現実の解析対象物と同じモデルを作成すれば、発生する応力、変形状態を解析条件を変えて繰り返しシミュレーションすることが出来ます。実際の試験時間をシミュレーションで省くことが出来れば、調査、工期の短縮になります。 薄板積層材(2D要素)の定義を容易に出来るよう対応。さらに以前は、非線形解析の領域であった接触問題を線形接触として静的解析で行うことを可能にしました。非拘束モデルのための慣性リリーフ解析にも対応しています。
機械や構造物が繰り返し荷重を受けると、振動が現れます。負荷を止めた後も暫く振動し、この振動を自由振動と呼びます。自由振動は、機械や構造物が固有に持っている動的特性のみで決まります。その特性を周波数とモード形状で求める解析が固有振動解析です。固有振動数は、共振現象を起こさないよう設計する指標になります。
機械や構造物が外部から繰り返し荷重を受けると残留振動や共振振動、自励振動といった現象が問題に なることがあります。動的応答解析では、解析モデルに励振条件を負荷し、その応答状態を予測します。 時間経過による応答状態を予測する過渡応答解析と正弦波振動に対する定常的な応答を予測する 周波数応答解析が可能です。
大変形を起し、剛性特性や荷重が大きく変わる飛び移り座屈解析、 超弾性材料や降伏限界を超えた応力発生による塑性領域の挙動、接触状態を考慮した解析が可能です。 独自に進化したSimcenter-Nastranソルバーの非線形機能[Multistep Nonlinear]で非線形要件を強力にサポートします。