目次
ボディメッシュ
- メッシング時のロバスト性向上
- 複雑で入り組んだボディのメッシングが可能
- 良質なメッシュ生成
- 小さなエッジ、フェースの自動ジオメトリクリーンアップ
静水圧荷重
- 流体内の任意の点で平衡状態にある流体が、重力の影響を受けて作用する圧力
静水圧 = ρgh
ここで、ρ = 流体密度
g = 重力 - h = 底面からの流体の高さ
- 常に面に垂直で、圧力分布が不均一である
- 線形静的スタディタイプでのサポート
ビームモデリングの強化
最大リンク長さ
- スタディ作成時に、自動で固定リンクを作成したり、固定リンクの最大長を定義することが可能
- 不要な固定リンクの作成は避ける
- 自動固定リンク生成・修正における最大リンク長さをサポート
自動固定リンクのロバスト性の向上
- フレーム環境で正しい固定リンクを作成する
- 不要な固定リンクの作成を回避する
- 固定リンクの作成回数を減らすために交点まで自動的にビームカーブを延長
自動作成
- モデルの定義を改善するための自動はりモデル作成の改善
手動固定リンク
- はりのシミュレーションで手動固定リンク作成をサポート
- 固定リンクの最大長の指定が可能 パスファインダ内のリジッドリンク入力
- 固定リンクの削除
- 固定リンクの名前変更
はりの安全率
- フレームシミュレーションにおけるフォンミーゼス応力をサポート
- フォンミーゼス応力に基づくより正確な安全率
- 2つの新しいプロット
- はりの端Aフォンミーゼス応力
- はりの端Bフォンミーゼス応力
- 安全率は最大フォンミーゼス応力値に基づいて算出される
- これまでの安全率は、はりの最大組合せ応力(引張と圧縮)に基づいていたため、負の結果になる可能性がありました。2022では、より正確な結果が得られるフォンミーゼスの応力に基づいて計算されるようになりました。
メッシュ オン メッシュ
スキャンされたパーツや、ジェネレーティブデザインパーツ等のメッシュボディをメッシュ化する機能が追加されました
- CD Adapcoに搭載されているSiemensの技術
- コンバージェント・ハイブリッドモデリング機能のさらなる強化
- メッシュボディはソリッドである必要がある
- 荷重を適用する面があるように、領域を特定することを推奨します
- また、簡単なカット/押し出しで作成できるB-REP面を少なくとも1つ含める必要があります
表示性能の向上
- メッシュ読み込みと分解性能
- 結果データの読み込み時間の最適化
- 拘束・負荷・接合シンボル表示の最適化
- メッシュ表示性能
モデル | Solid Edge 2021までの 課題 | Solid Edge 2021 Performance | Solid Edge 2022 Performance |
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読込み性能 メッシュ表示性能 記号表示性能 | 1.1 fps (メッシュのみ) 0.9 fps | 100 fps (メッシュのみ) 18 fps | |
読込み性能 メッシュ表示性能 | 4.4 fps | 45 fps | |
読込み性能 メッシュ表示性能 SE2021では解けずに中断してしまう モデルにUNCコンポーネントの欠落がある | [SE中断] | 17 fps |