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NEWS(お知らせ)

Actran 2026.2 リリース

機能強化

大規模空間解析(Radiosity Solver)

大気減衰を考慮できるようになりました
周囲流体による大気減衰効果が追加されました。この粘性減衰効果は、材料設定で適用され、以下の設定タイプをサポートしています。流体減衰係数は一定値、周波数依存を設定できます。
この強化によって、大気減衰が無視できないような広い解放空間モデルにおける解析精度が改善されます。また、内部音場・外部音場の両方に使用できます。

  • 流体減衰係数
  • 残響時間の規格であるRT60応答
  • 単位長さ当たりの音圧レベル減衰率([dB])

パネルコンポーネント上の圧力励振
サイドミラーのウィンドウノイズや他の外部音響源などの音圧データを直接パネルコンポーネントに付加し、内部音場伝搬へ活用できます。付加された入射音圧は、パネルの透過損失データを基に等価な入射パワーに自動変換されます。
この機能によって、測定もしくは解析して得られたサーフェイス上の音圧データを励振源として内部騒音伝搬モデルに活用することができます。外部音場をモデル化する必要がないため外部から内部へのノイズ透過を容易にモデリングできます。

Multi-Layer Meshing Wizard

複雑な空間形状を複数レイヤーでメッシングできるようになりました(テトラメッシュ)。マルチレイヤーを生成、層間をカップリングし境界面の結果をダイレクトに出力します。また、パラメータを変更することでメッシュの最適化が期待できます。各層の厚さとメッシュサイズを独立して設定できます。JSON構成ファイルを用いて、メッシュサイズとプロパティ設定を素早く、簡単にインポートします。トリム解析や複層モデリングを必要とするユーザーをサポートします。

VSEA: 流体-構造カップリングの精度改善

このバージョンでは FEとSEAのハイブリッド方程式を導入し、流体-構造カップリング時の損失係数の算定精度を改善しています。この方法では従来のSMEDAアプローチが改善され、全ての構造・流体モードが考慮されます。これは、Actran 2026.2.において 流体-構造カップリング法のデフォルトとなります。この方程式では計算負荷を増やさずに精度を改善し、多様なモデルに適用できます。
右の例は円筒内音響空間の例です。
1次モード以下の低周波領域ではモード密度が小さく、従来のSMEDA法の結果が大きく乖離していますが 新たなハイブリッド方程式では周波数応答と同程度のレベルの結果となっています。

FWH from CFD(ワークフロー機能)

CFDサーフェスデータを使用して多孔質材による遠方騒音予測を単一のガイド環境でサポートします。この機能は以下を自動で行います。

  • フィールドマッピング
  • 離散フーリエ変換を使用したスペクトル解析
  • Farassat 1AをベースとしたFWH積分
  • 以前は複数のツールを必要とした手作業

ProLB Lattice-Boltzmannソルバフォーマットが導入され、今後のバージョンで更にフォーマットの追加が予定されています。CFD領域を自動で検出し、時間レンジを抽出、DFTパラメータを構築します。個別のサンプルサイズでの出力や平均化出力に対応しています。
ProLBのCFDデータから遠方ノイズ計算する空力エンジニアやCFDエンジニアをサポートする機能です。

HPC

New NVIDIA GPU Direct Solver
NVIDIA GPUの高速cuDSS ダイレクトソルバを使用できます。適用できるのは直接周波数応答解析、Green解析、Pellicular解析、等価BC解析です。CPUの代わりにGPUで線形システムを解析し、マトリクス計算時間の大幅な短縮が期待できます。このソルバはNVIDIA GPU(Pascalアーキテクチャ、もしくはそれ以降)に適用されます。

Support for the Millennium machine
CadenceがNVIDIAと共同開発した Millennium M2000 マシンをActran 2026.2はサポートしています。このマシンには、NVIDIA RTX Pro 6000 Blackwell GPUが搭載されています。
ActranはCPUでもGPUでも実行でき、最新のNVIDIA GPUテクノロジーによるハイパフォーマンスを可能にします。

Many more new features

  • BCメッシュ設定の改善
    ドメインを直接アサインできるようになりました。今までのモデル構文は自動で新たな構文に変換されてVIに読み込まれます。従来の構文もサポートされます。
  • (ワークフロー機能) WM Spaceのパフォーマンス改善
    ユーザが選択したグリッドセットと構造節点(音響場に接した構造節点)のみにモーダル量を保存します。この機能はActran 2026.2のデフォルトとなります。
  • (ワークフロー機能) Loudspeaker Boundary Conditions
    Pass-by and AVAS workflows でスピーカーモデリングがサポートされるようになりました。ここでは新たな境界条件として 電気ポテンシャル、変位、速度、加速度が適用できます。音源にゲイン係数を使用した、what-if解析が可能です。
  • (ワークフロー機能) Air-borne Loading
    Damping Pad Positioningでは、構造骨格と拡散励振荷重に加えて、音響骨格荷重が可能になりました。音響圧力結果はNSC Nastranモデルに投影されます。
  • GUI機能追加
    [Report a Problem][Make a Suggestion] がヘルプメニューに追加されました。それぞれ固定のフォームが開き、記載してsubmitボタンを押すとユーザーのデフォルトemailクライアントが立ちあがり記載内容がメールに格納されます。

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第5回 騒音・振動対策展に出展いたします!(2026/7/15~17)