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FEMAP v2022.1新機能のご紹介

本バージョンでは、主に次の改良・改善が行われました。

  • 6面体メッシュ“優先”自動生成機能の強化
  • 6面体メッシュのリファイン機能の強化
  • Simcenter Nastran SOL401/SOL402向け インタフェースの強化

プリ処理

6面体メッシュ“優先”自動生成機能の強化 -FloEFDメッシャー・テクノロジーの搭載

ソリッドジオメトリの加工を必要とせずに、6面体要素を優先的に自動生成する機能[メッシュ]-[6面体ボディ]コマンドが追加されました。

可能な限り6面体要素を生成します。
6面体要素が生成できない部分には、3角柱・4角錐・4面体要素が生成されます。
このコマンドでは、『FloEFD』(Siemens社のCAD統合型熱流体解析ソフト)で開発されたメッシャー・テクノロジーを使用します。

  1. メッシュ生成元となるソリッドジオメトリを選択します。
  2. メッシュ生成条件を設定します
    1. プロパティ
    2. ターゲットエレメントサイズ
      ※日本語版ダイアログでは「ターゲットエレメント側」となっていますが、正しくは「ターゲットエレメントサイズ」です
    1. 要素時数の設定

6面体メッシュのリファイン機能の強化

選択した6面体要素を密に分割する機能[メッシュ]-[編集]-[マップド6面体リファイン]コマンドが追加されました。

  • 分割サイズ:エレメントエッジを3等分する分割を行う
  • 接続性考慮:隣接する6面体要素との接続は保持される

ユーザーインターフェース

ノード・エレメントの選択に利用可能な次の3つの方法が追加されました。

  • [ソリッドのポイント上]
  • [ソリッドのカーブ上]
  • [ソリッドのサーフェス上]

これにより、ソリッドジオメトリを構成するジオメトリエンティティ(ポイント,カーブ,サーフェス)に関連付いているノード・エレメントの一括選択が可能になりました

<追加先>

  • 『エンティティ選択』ダイアログの【メソッド】
  • [グループ]-[ノード]コマンド内 
  • [グループ]-[エレメント]コマンド内

エンティティタイプごとにラベル表示/非表示の設定が可能になりました

[グループ]のコンテキストメニューに[評価]が追加されました。
これにより、 [グループ]-[操作]-[評価]コマンドに素早くアクセスできるようになりました。

『コピーオプション』ダイアログに、「コピーエンティティグループに追加」オプションが追加されました。
コピー元のエンティティがグループ化されている場合、コピーデータがコピー元と同じグループに追加されます。

入力ファイル内の目的箇所(目的のカード)に素早く到達できるようにしました。

インターフェース

ジオメトリインタフェース

次のバージョンに対応します。

Femap インタフェースサポートする最新バージョン
Parasolid33.1
ACIS2020 1.0 1.0.1
JT10.6
Creo (旧:Pro/ENGINEER)Creo7
NXversion1953
SolidEdge2021
SolidWorks2021
CATIA V5 ※有償オプションV5 R8 – V5-6 R2019 SP4

解析プログラムインタフェースの改良

Nastran(Simcenter Nastran, MSC/MD Nastran)

ビーム要素のプロパティ定義ダイアログに非構造質量軸の設定欄が追加されました。

<追加欄>
 「非構造マスプロパティ値」セクション
   ・端点A,端点BのY軸オフセット
   ・端点A,端点BのZ軸オフセット
 ※上記追加に伴い、既存の「非構造質量/長さ」
を同セクションに移しました

Simcenter Nastran

Simcenter Nastranから、より厳選された出力を表示します。本モニタの出力には、解析セットでの出力設定が必要です。

<設定>
 『NASTRAN実行およびソリューションオプション』ダイアログ
  > 「ソリューションモニタ」セクション
    「2..Simcenter Nastranのソリューションモニタを起動」

Simcenter3Dなど、他のポストプロセッサで読込み可能な出力形式への切替え機能が追加されました。

<設定>
 『NASTRAN出力要求』ダイアログ
  > 「結果出力先」セクション
    「Simcenter」を選択

  • DDAMCTR : DDAM制御ファイルに含まれるDDAMのパラメータ定義
  • SPDIR : DDAMのベース加振定義

<設定>
 解析タイプ:固有値解析
 『NASTRAN DDAM解析オプション』ダイアログ
  > 「スペクトル/係数オプション」セクション

引張のみを考慮する4辺形シェル要素「PSHLPNL」をサポート(SOL401)

指定の条件(方向成分と許容圧縮応力)に従って、要素のステータスを「シェル」から「せん断パネル」に変換します。せん断パネルに変換されると、独立したサブケースを作成しないかぎり、シェルに戻りません。

<設定>
 プレート要素の『プロパティ定義』ダイアログ 
  >【プロパティ拡張】ボタンより設定

≪参考≫
パラメータ設定「PARAM, TENSOQD, 1」を定義すると、上記の変換をしない設定にできます。
これは、解析セットの『Nastranバルクデータオプション』ダイアログで設定可能です。

キネマティックジョイントをサポート(SOL402)

キネマティックジョイント接続「CJOINT, PJOINT, PJOINT2」をサポートしました。
回転やスライドなどのジョイントタイプを設定可能です

〈例〉

出典:Siemens Digital Industries Software
出典:Siemens Digital Industries Software

キネマティックジョイントの定義

<コマンド>

  • [モデル]-[シミュレーションエンティティ]-[キネマティックジョイント]
    >【新規ジョイント】ボタン
  • 「モデル情報」ウィンドウ
  •  [シミュレーションエンティティ]コンテキストメニュー
    > [キネマティックジョイント]

ジョイント接続の定義

<コマンド>

  • [モデル]-[シミュレーションエンティティ]-[キネマティックジョイント]
    >【新規接続】ボタン
  • 「モデル情報」ウィンドウ
  • [シミュレーションエンティティ]コンテキストメニュー
    > [キネマティック接続]

ジョイントプロパティの定義

次のダイアログ内の【ジョイントプロパティ】ボタンから起動

  •  キネマティックジョイントの定義
  •  ジョイント接続の定義

キネマティックドライバ(キネマティックジョイント荷重)の定義

ドライバ荷重(力,トルク, 変位, 変位-回転)を定義します。

<コマンド>
 ※キネマティックジョイントの定義後にのみ選択可能

  • [モデル]-[荷重]-[キネマティックドライバ]
  • 「モデル情報」ウィンドウ
  • [定義荷重]コンテキストメニュー
    > [キネマティックドライバ]

キネマティックジョイント拘束「JCONSET, JCON」のサポート

キネマティックジョイントの固定時間、解放時間を設定します。
<設定>
 解析タイプ:マルチステップ非線形キネマティック
  >『ジョイント拘束時間(SOL402)』ダイアログ

フレキシブルスライダをサポート(SOL402)

フレキシブルスライダ「FLXSLI」をサポートしました。
スライダ軌道はビーム要素で定義します。

〈例〉

出典:Siemens Digital Industries Software

フレキシブルスライダの定義

<コマンド>

  •  [モデル]-[シミュレーションエンティティ]-[フレキシブルスライダ]
  •  「モデル情報」ウィンドウ
  •  [フレキシブルスライダ]コンテキストメニュー
     > [新規]

時間依存の温度荷重定義「DTEMP」をサポート

  • 荷重セットタイプ: 「Nastran DTEMPシーケンス」
  • 時間と荷重の設定『Nastran DTEMPシーケンス』

<コマンド>

  •  「モデル情報」ウィンドウ
  •  [荷重セット]コンテキストメニュー
    > [参照セット]

ANSYS

  • ANSYS.CDBファイルからUNBLエントリの読み込みに対応
  • ANSYSデータのより完全なインポートに対応